VUメーター と ピークメーター
2006年09月07日 VUメーター と ピークメーター
それでは、約1ヶ月ぶりに旧ブログからの転載シリーズです。
今回は音響信号の大きさを示すメーターについてのお話です(青地の部分が旧ブログからの転載です)。
“VU” は “Volume Unit(ボリウム・ユニット)“の頭文字をとったもので、「ブイ・ユー」と発音してください。 「う゛!」なんて、無理やり発音する必要はありません。
“Volume Unit“ は “音量単位“ などと呼ばれている難しい値のことで、「音がどれぐらいの大きさに聞こえるか」を量的に表したものだと思ってください。ようするに、このメーターが大きく振れているときは大きな音、小さく振れているときは小さな音に聞こえるということです。
ラジオ番組などを制作する場合、音楽や人の声の大きさがバランス良く聞こえるようになっているか、このメーターを見て調整するのです。
VUメーターは「聞こえ方の大きさ」を表示すると説明しましたが、実はこの「聞こえ方の大きさ」がオーディオ信号の電気的な大きさに比例しないのです。人間の耳は、周波数が極めて低い(または高い)音は良く聞こえない性質があります。また瞬間的な音量の変化も良く聞き取れない性質があるのです。
ピークメーターは、そんな人間の耳では聞き取れないオーディオ信号のピーク値もしっかり表示してくれますから、気がつかないうちに信号が既定値を超えてしまってノイズ(雑音)が発生したりしないように、監視することができます。
“VUメーター” と “ピークメーター”はオーディオ信号の大きさを表示するメーターですが、それぞれ説明させていただいたように表示する大きさの性質が異なるのです。ですから、目的に応じて使い分けが行われています。
きちんと調整された2種類のメーターがあれば万全なのですが、普通のミクサーにはどちらか片方しか搭載されていません。YAMAHA O2Rにはピークメーターしか搭載されていないので、VUメーターは以前使用していたミクサーから外したものを自作でケースに納めたものを使用しています。
長〜い経験年数の熟練技術者の中には、「自分の耳だけで総て解る」と豪語する人もいますが、VUメーターやピークメータは重要な判断基準を提供してくれる、とっても大切なものです。
役割が大切というだけでなく、ライトアップされたVUメーターやピークメーターのLED(発光ダイオード)は、視覚的にもカッコ良いですよね。
by Nakajima 












